不安と危機


昨秋より世界規模の経済危機で社会不安が広がっています。失業と雇用、消費の低迷、経済指標、経済政策…、世間は不安で満たされています。人の不安はさらに危機を作り呼び込みます。
こんな時こそ、困ったときの神頼みではありませんが、神社や神棚にお参りして日頃無事であることの御礼を始め、あらゆる事をお願いしてください。何度も何度もお参りして、心が落ちつき安心感が広がるまでお祈りしてください。
信じて疑うことのない者には不安はありません。人は産土の神から生まれ、そして神に見守られている事に、感謝してお任せしておけば自ずと道は開けるものです。

 国内が貧しかった少し前までは「お天道様と米の飯はついて廻る」と言って、生活に不安を抱えた人々は互いに励まし合いました。この言葉は、神の恵み自然の恵みは、必ず私たちを見守り活かしてくれるという信仰の言葉です。
神を見失った現代人は生きることに深い不安と悲しみを持っております。どうか、今の世の不安を祓えるように、多くの人に産土神の御神徳をお伝えいただき、共にお祈りいたしましょう。

初宮参りと産土さま


 子供の誕生に際しては、妊娠五ヶ月の戌の日に安産祈願(着帯の儀・岩田帯のお祝い)、命名やお七夜(おひちや)、初宮参り、また、御食初(おくいぞ)め(百日目)、初節供など子供の成育の無事を願うさまざまな行事が行われます。
 こうした中でも、初宮参りは初めて産土神(氏神)様に参拝することで、公的な外出する最初の機会でもあり、華やかに行われる行事となっています。
 初宮参りの時期については、男子が三十二日目、女子が三十三日目に参るのが一般的です。

 初宮参りの意味は、
 一つには、私たちは産土神(氏神)から神様の御分霊(わけみたま)を頂いてこの世に生を受けて生まれます。親子共々その御礼に行くという意味があります。
 二つには、産土神(氏神)の産子(氏子)の一員となるご挨拶に行くこと。
 三つには、不安定な新生児がご神徳によって無事に育つようお願いすること。
 生まれたての赤ちゃんの体もお陰で程なく整い、今日はめでたく晴れて赤ちゃん本人が魂の親(命の元)である神様にご挨拶に伺うのが初宮参りです。この世に生を受けることは魂にとって成長する大切な機会を得たことを意味しておりますので、その喜びと感謝と共にこの世に生まれてきた自分の役目や可能性を充分に果たせるようにお参りします。

 お子さんに伝えて欲しいこと。

 一つに、神と人の関係は魂の親子関係ということ。魂の親である産土神は世界中どこにいようといつであろうと側に来てお守り下さいます。
 二つめには、神の魂を授かって生まれてくる人は神の子(自分自身の尊厳)です。そして、「我は神なり、人も神なり」、ですから自他共にかけがいのない大切なものです。ゆえに人はあらゆる制約を超えて、魂の次元ではすべて神の子供(分け御霊)として平等であり、それゆえ日本人は「和」を重んじてきたことを教えてあげてください。 

この有り難い産土神と人の魂の親子関係は人が知ると知らずとに関わらず、断つことの出来ない深いきずな(慈愛)で結ばれております。

 親の務め。

 古来、人は産土より出でて産土に帰るものとされ産土神が命の大元であり、人が幸せになることその命を全うすることは産土(神)と共に生きることだとされています。
 あなたが親になるという感動は神より魂を預かったということを顕しています。子供が生まれて来てくれたお蔭で親になれます。神様より人生の中でも最も重要な親の務めを許されたわけです。子供という魂を授かったお蔭で子と共に親であるあなたの魂が成長する機会を得たわけです。子育てにはいろいろと苦労することがあります、それは親子共々魂の成長のために与えられたものです。この初宮参りは人として家としても最も喜びの大きい行事の一つなのです。
出産(安産祈願・初宮参り)、育児(七五三・元服成人式)は親子共々また家として魂の成長・向上をさせていただくという大切な時期なのです。必ず神様のご加護がありますから不安なときは神様にお願いして安心して、情熱と誇りを持って子育てを行ってください。