産土の神と厄払い・家内安全

古来より厄年は人生の節目、災難や障りが身に降りかかりやすい年と忌み慎む習わしがあります。数え年で、男は25才・42才・61才、女は19才・33才・37才が特に『大厄』とされ、その前後を『前厄・後厄』と言います。これらの歳は身体的にも、社会的にも、人生の大きな山を越える大切な時期です。
産土神は土地に命を与え、人の生き死にをはじめすべての生活をお守り戴く神様です。厄年や不安や不幸災難がある時は、産土神にご加護を戴いて厄難が身に降りかからないように、神社にお参りして厄祓いをします。

世の中は大きな変革期です。ご家族皆様で家内安全を神に祈り、安心清浄にお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

命を守る産土(うぶすな)(氏神)さま

髙宮八幡宮は那珂郡十七ヶ村の惣(そう)産土とされています。

この惣とは室町時代に荘園制度が壊れていく中、共同体を結ぶ概念として使われていました。惣産土の言葉からは那珂郡十七ヶ村が産土さま(土地の御神霊)のもとに一つの命の共同体である事がうかがえます。

産土神は大国主の大神の御子神とされ、その土地にあるすべての命の守護神であり、同時にその土地の死後世界を司る神でもあります。産土の神は生まれてくる人に自らの魂を授けてくださるので、神と人は親子関係とされます。また生活のすべてをご守護いただく神であり、親神とされる所以もここにあります。

しかし現代人は日本人の伝統的な研ぎ澄まされた霊性を失い、神心から離れてしまいました。この神と人との関係性がご皇室をはじめ、日本文化、日本人の生き方、などすべての日本的なもの奥底にあるものです。

日本の真の復興は産土神に触れ、霊性を取り戻すことから始まると思われます。

当宮では皆様に参加していただける月次祭、各種講座、お祈りの指導など行っております。ぜひお参り下さい。

さあ、うぶすな様(歳神)をお迎えしましょう

 

年の初めには神様が家を訪れ、命と幸いを授けて下さいます。

年末から正月に行われる様々な行事は神様をお迎えしてお祀りするためのものです。 それぞれにどんな意味が込められているのか、今年は少し意識してみませんか?

 

神棚・門松・しめ飾り・鏡餅

神棚はお掃除をしてお札を取り替えます、門松は神様の依り代であり、しめ飾りは清浄さを表し、ともに神迎えする準備が出来た標とします。鏡餅は御神鏡を表し神の依り代で有り、お供えとされ、重ねるのは年を重ねるという意味とされています。

 

お屠蘇・雑煮

屠蘇は漢方薬で邪気を祓い生気を蘇らせると言われ、健康長寿になれるとされています。   雑煮は神様のお供えで、昨年の御礼と今年一年の幸せをお願いして、神様と一緒に頂く気持ち(神人共食)で頂きましょう。

 

お年玉

本来は丸い餅を魂に見立てて長老から頂くものです。子供達の健やかな成長を願い、魂がしっかり体に鎮まるように神前に供えた丸餅を送る習慣でした。

 

 

名誉宮司帰幽報告2

高宮八幡宮 名誉宮司 木原邦雄翁命(享年百才)平成23年11月10日木曜日に帰幽されました。

昨年春に当宮参拝の折、神様より直接、お国替への時期を聞かれ、それより墓所の改装を急いで行われ、講座の教え子たちのために講座記録選集を自ら製本され、逍遙と旅立たれました。

また、生前より産土様の元で草履取りをさせてもらいたいとよく言われておりました。
二十日祭の前日、神界より木原邦雄先生が産土神界に入られたお知らせがあり、先生の真剣な神明奉仕に対する神界の篤いお導きと深く感じ入りました。