新嘗祭 万世一系

新嘗祭は一般に言うところの、秋の収穫感謝祭のことなのですが、天皇様が御即位の時に行われる大嘗祭は天皇になられて最初にご奉仕する新嘗祭のことです。
それほど新嘗祭は大切なお祭りとされており、この重儀に呼応して全国の秋祭りが行われます。
この祭りは万世とされる天皇様が古儀のままに執り行われ、記紀にある神話を生活の中に日本人の生き方として守り伝えています。
日本人の心の奥には「日本の国は天孫降臨された天孫邇邇芸命から継承されて今に続く」という、信仰心情があります。

日本人が神様から言われたことを、神の子孫としてきちんと行って継承することにより、『天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅』(この世の中が連綿と続くとされる)のお示し通りに世の中は続いてきているのです。
この新嘗祭が行われ、全国津々浦々で秋祭りが奉仕されることによって、『天壌無窮の神勅』の効力が維持継承される、また担保されると、毎年、毎月、毎日、祭祀のご奉仕を続けておりますと、そのように強く感じられます。それで本当に日本は神の国であると確信が出来てくるわけです。

厳粛な祭祀やお神楽などの祝祭行事は、時に得も言われぬ楽しさ感動に包まれます。
その時人は知らずとも新規に包まれ神霊の実在を身魂に刻みこんでいるのです。

先月の当宮の秋季大祭、参拝されていかがでしたか?

◇ 迎春 ◇

紀元二千六百七十六年

  平成二十八年 閏年 丙申

丙申は物事が明らかになり進展するという意味合いがあります。現在表面化している問題が益々進展するということになります。

 日本の情勢は易では離為火(りいか)三爻。

 欧州経済・難民問題、中国の経済問題・海洋進出、中東問題などなど…。この国際情勢の中、日本は今までの対応に一区切り付けて、反発や圧力に注意しながら、将来の為にしっかりとした対応が必要とされることでしょう。

 正月行事は神仏ご先祖の祭祀を行い、自分たちの命の大元である神仏親先祖に感謝することです。日本人は見えざる神仏先祖にあたかも眼前に居られるように接してきました。その見えざる物に対する接し方が、日本人の感性・霊性を培ってきました。 《霊性大国》

 世界中で賞賛されている日本の人生き方や社会の仕組みなどを忘れずに続けていく為にも、年中行事を始めとする伝承事に込められた私たち日本の人生き方を学び直すことが急務です。
今年、大掃除からお節料理に至まで迎春行事を見直しては如何でしょうか! すでに解らなくなったこともあるでしょうが、きっと各家毎の伝統が出来上がっていくことでしょう。そして家の絆が強くなりご家族の霊性が向上されていくことでしょう。一年の計は元旦あり。そして人を育てる(百年の計)にはまず家庭からです。

元始祭・小正月  3日・15日 10時
どんど焼き   11日   10~12時

 節分祭     2月3日  14時

夏越の祓い 国の大祓

今、日本は厳しい自然環境にさらされています。火山活動や地震の脅威があり、異常な天候不順が続いています。そして、世界情勢はヨーロッパもアジアも何が起きてもおかしくないような、危なっかしい状態です。

古来、日本の気候は「五風十雨」といって、五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降る穏やかな気候であり、また、それは世の中が平穏無事で豊作の兆しとされていました。今そんな穏やかな気候は思いもつきませんね。
自然環境にせよ社会情勢にせよ、世の中が不安で治まらない時は、為政者はもちろんのこと国民すべてが自らの言動を省みて、慎みを持って祓いをしました。それを定期的に行うのが夏冬の大祓や各種の行事です。

日本では公の〝まつりごと〟をはじめ個々人の行いまで、あらゆることに正しさを求めました。それは人は日常を通して神の御前にお使いする(神は見ておられる)とされてきたからで、これは神勅であり国是とされていました。
正しくあることを「直る」と言います。人は知らず知らず過ちを犯しケガレを作りだします、それを祓って世の中のことから個人の生活や健康のことまで直るとしたのです。
昔の人々にとって神の前で祈るとは命懸けの真剣なもの、それで自らを正しく見つめて神のご加護を受けたのです。今も神代から続く神国日本。国民一人一人が清く正しくあってこそ、国は繁栄すると信じられて来たのです。

大祓・獅子祭           7月19日 14時半

    無病息災、開運招福、商売繁昌
      人形祓い・茅の輪くぐり

高宮伝統文化サークル(振興会)

高宮地区には江戸時代から続く獅子祭があり、また獅子舞(昭和初期に喪失)がありました。
明治からは里神楽と雅楽がありましたが、共に大東亜戦争の前後に担い手が居なくなり継承されなくなっております。
数年前より雅楽と神楽の上演は行うようになりました。

 獅子祭と獅子舞・神楽と雅楽を始め、生活と共にあった文化を学ぶ会を準備中です。興味のある方は社務所まで御一報下さい。

さあ、うぶすな様(歳神)をお迎えしましょう

 

年の初めには神様が家を訪れ、命と幸いを授けて下さいます。

年末から正月に行われる様々な行事は神様をお迎えしてお祀りするためのものです。 それぞれにどんな意味が込められているのか、今年は少し意識してみませんか?

 

神棚・門松・しめ飾り・鏡餅

神棚はお掃除をしてお札を取り替えます、門松は神様の依り代であり、しめ飾りは清浄さを表し、ともに神迎えする準備が出来た標とします。鏡餅は御神鏡を表し神の依り代で有り、お供えとされ、重ねるのは年を重ねるという意味とされています。

 

お屠蘇・雑煮

屠蘇は漢方薬で邪気を祓い生気を蘇らせると言われ、健康長寿になれるとされています。   雑煮は神様のお供えで、昨年の御礼と今年一年の幸せをお願いして、神様と一緒に頂く気持ち(神人共食)で頂きましょう。

 

お年玉

本来は丸い餅を魂に見立てて長老から頂くものです。子供達の健やかな成長を願い、魂がしっかり体に鎮まるように神前に供えた丸餅を送る習慣でした。