高宮八幡宮社報  

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只心 心すめよと 祈れかし 心澄むこと これが信心

第7号 平成13年9月 発行

目次: 9月、10月の祭・行事 夏祭のお礼 秋大祭のお知らせ 命のつながり 神社と宗教 お気付きですか 


9月の祭・行事

1日 月例祭 11時
崇敬会例会・洗心講座 1時30分
15日 月例祭 11時
23日 祖先浄化向上祈願祭 11時   祖先の浄化向上を氏神様に祈ります

10月の祭・行事

1日 月例祭 11時
6日 崇敬会例会・洗心講座 1時30分
13日 宮座 古式餅つき・特殊神饌準備等
14日 秋大祭 11時
   午後奉納コンサート
15日 月例祭 11時

夏祭のお礼
例年に勝り厳しい暑さでしたが、総代世話人の皆さんの熱心なご協力によって盛大にご奉仕ができました。
◎毎年ご協賛くださるお方々も、例年の通りご協力戴きましたことをお礼申し上げます。
◎茅の輪の行事も例年以上多くの参拝者で長い行列が出来、唱え言葉を合唱しながらくぐりました。
◎茅の輪神事に引き続いて拝殿でお祓いの祭典が執り行われました。恒例のヒトガタも奉納が多く、ヒトガタは皆さんの代わりをなすもので、お祓い祈願の後一夜神前に納めて翌朝処理しました。
◎続いて獅子頭の出発です。紅白二手に別れて氏子内を各家祓って廻りました。揃いのハッピ姿で大勢の子供達が掛け声も賑やかにお供しました。
天気にも恵まれ、こうして今年も滞りなく奉仕いたしました。

秋の大祭のお知らせ

◎毎年十月十五日でしたが、いろいろな事情を考慮して昨年より日曜日に変更しました。今年は一日違いの十四日になります。
◎一年で一番大切な祭です。昔からわが国は農業が主要な産業で、穀物特にお米が主食で生命のもとですからその新穀に対する感謝の祭典です。 今は色々な産業が国を支えていますので、合わせてあらゆる産業の繁栄をも祈って居ます。
◎種々のお供え物の他に、当宮ではゴウズと言う特別のお供えものがあります。団子に小さなご幣を突き刺したようなものですが、 他の神社では見られないものですが、たの神社では見られないものです。もう一種『牛の舌餅』というものもあります。
◎特に近年は、小田部にお住まいの毛利さんが、ご自分の田圃を御神田(お供えだけの為の米を栽培する清浄な田圃)として 奉仕された新穀をお供えされます。更にお嬢さん達が神楽舞を奉仕されます。
◎午後からは森のコンサート奉納も予定されています
◎昔は宮座と言って、氏子の家を毎年当番で廻り持ちで祭の準備をしたのですが、今は総代や世話人の方達が神社に来て祭の準備をします。 今年は十三日です。この日の持ちつきが珍しい方法です。石の臼に、2メートル近い長い樫の棒を杵にして数人が祝い歌を歌いながら臼の周囲を廻ります。
一般の人も参加できますので中々人気があります。
子供さん達の餅つきをビデオ撮影する親御さんの姿もほほえましいものです。

命のつながり

「行く川の流れは絶えずして、しももとの水にあらる」 ◎昔戦が多かった時代に或人が書いた言葉です。 川の姿は変わらないが、水は一瞬一瞬もう過ぎ去って行く、よどみに浮いて居る泡も、出来たり消えたりして永く留まることはない。 人もそうだ。と世の無常を感じていました ◎でも私は、川の水が源流から海まで続いていることも事実だと思うのです ◎人生五十年。今は少し伸びましたが、短いものだと言われて来ました。 本当にそれでおしまいでせうか ◎その人は「生まれたら死んだりするが、どこから来てどこに行くのかわからない」とも書いて居ます。 ◎私共の生命も、地球の歴史から見れば一瞬のものでせう。《私》という命もこの肉体を使っている時間は瞬間ですが、 親のまた親とさかのぼって行けば一瞬も切れ目無く遠い遥か彼方に、想像も出来なく続いてきたから此処にいるのです ◎さて、肉体を使っている間は《生命》で、肉体から離れると《霊魂》と呼びますが、その透明度、清浄度と言いますか、 その程度の非常に高い霊魂が神様です ◎目に見えなくても居られるから祈れば反応があるのです。例えば電波や高周波光線等は誰にも見えませんが、必要な装置を通せば見えたり聞こえたり、 物を変化させたりもできます ◎私共の祖先も、近い祖先は一人一人の意識をもって見えない世界に居られるのです。ですから祭って、例を尽くせば通じるのです ◎親不孝の息子が、親が無くなって初めて気がついても「墓に着物は着せられない」と言いますが、その思いは通じるのです。 普通の場合、祖先の喜びや子孫への思いがこちらに判り難いだけの事です ◎祖先を祭る。その感謝の思いが大切です。もっと安心して貰って、向上して戴くよう願い、自分も心の向上に努力することが大切です ◎お盆に休むのも祖先を祭る為です。一家揃って祭る為です ◎お盆や彼岸の祭りは仏教の教えだそうですが、祖先を大切にすると言う日本人の考え方に合っているから取り入れられたのでしょう ◎今月の彼岸も、丁寧に祖先を祭り、氏神様の導きによって一層浄化向上して戴くよう祈る時です。

神社と宗教
靖国神社に総理大臣が参拝したことについて報道機関で大分騒ぎました。日本人までが「A級戦犯を祀っているから云々」と ◎あの裁判は、実は裁判の形を取った勝者の敗者に対する処分で、もう既に清算は済んでいるのに、まだ文句を言う国があります。 マッカーサーでさえも後に「あの裁判は誤りであった」と言ったのです ◎国の為に自分を捧げた人を慰霊することは当然の事です。わが国では礼を尽くす最高の方法が神道で祭る事ですから、靖国神社になったのです。 単なる一宗教ではないのです ◎同様の意味で普通の人を祭ったのに乃木神社、楠木神社、水神社(浮羽郡の五庄屋)等があります。天満宮もそうです ◎自分たちを含めて地域の自然を経営してくださる力を祭って来たのが産土神社(氏神)です。だから神社は国が維持してきたのです ◎他の宗教は個人を救う、個人が対象ですから保護はしてきましたが、国では経営しなかったのです ◎戦後派戦勝国の圧力の為にやむなく一般宗教と同じ扱いになったのです。靖国神社も伊勢の皇太神宮までがそうなったのでs ◎神社は地域が単位です。即ち村町或いは筑前、筑後といった昔の《国》の守護神で、皇太神宮は日本の守護神です。 同様な意味で日本全体で慰霊するのが靖国神社です ◎更にご神徳の高い神社は昔から地域外の人でも信仰を捧げてきたのですが、 個人のみを対象とする戦後の今の制度《宗教法人法》は神社の在り方には矛盾があるのです。

お気付きですか
◎参道入り口の鳥居を入ってすぐの右側に珍しい石碑があります。福岡の藩主黒田の殿様の子孫は東京にお住まいですが、 そのご子孫のお方の書かれたもので「八幡神坊」とあります。
境内の入り口ですから、社号表でせう。それにしても神坊とは目面しい言葉です。ご先祖のお心を引き継がれたのでせう。
当宮は古くから黒田藩主が崇敬した神社で、家老の加藤司書も王政復古を願って参篭しました。
明治以降は村社で、国では一村だけの氏神としてしか待遇居なかったので、それを残念に思ったのでせう、 大正末年頃昇格(村社おりも高い位にする)運動をしました。残念ながらこれは実現しませんでした。 ◎拝殿前右側の梅の木の下に、石の灯篭と一緒に並んでいる小さな手水鉢があります。 その裏側には《享保》の年号が彫り込んであります。徳川吉宗の時代です。誰方に見えても古いものの一つです。 ◎境内西側「猿田彦神」とか「庚申」とか刻んだ石碑が並んでいます。これは村や部落の入り口の道路際に祭ってあったのです。 病気やいろいろな災禍が村内に入るのを防いで戴く為に祭ったのです。最近の区画整理や道路整備で支障になったので、移したのでせう。
◎お子様連れのご参拝の時には、こうした資料で郷土の歴史を教えてやって下さい。昔の人達の豊かな心を偲ぶよすがとしても。

9月、10月の祭・行事 夏祭のお礼 秋大祭のお知らせ 命のつながり 神社と宗教 お気付きですか