高宮八幡宮社報  やまもも

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只心 心すめよと 祈れかし 心澄むこと これが信心

第1号 平成12年7月 発行

目次: 1.お知らせ 2.ご寄付御礼 3.崇敬会の皆さんへ 4.うぶすなの神 5.夏祭のお祓い 6.当宮の由緒(歴史)

お知らせ

 本宮に特別ご崇敬の篤いお方にご挨拶の意味で、毎月ハガキを差し上げて参りましたが、本月よりは、本誌を隔月発行することにしました。
 最近頓にご社頭が賑わしくなり、ご神威の権限が何となく感ぜられます事はまことに有り難い事であります。こうした社頭の状況等を随時皆様にもお知らせ申し上げて、お喜び戴きたく思うのであります。
 半面この事は、私共氏子崇敬者は心を合わせて奉斎の誠意を尽くし、神明のご守護にお応え申し上ぐべきでもあるかと思います。
 そんな次第ですので、今まで以上に情報等を差し上げて、ご参考に供したく存じます。

ご寄付御礼

 昨年夏の台風による神饌所その他破損の復旧と拝殿前の向拝設置(すこしの雨でも参拝者に降り掛かって居りました)等の為、正月よりご寄付をお願いいたしましたおころ、沢山の方々からご協力を戴きました。お蔭様で整備が完成し、境内の風致も一新致しました。
 ご神域が次第に清明の度を増し、ご神威の発揚が感じられますことは誠に有り難い次第にて、関係者一同感謝に堪えません。
 これも皆様の捧げられますご崇敬のお心によるもので神明のご嘉納の程を拝察致します。
 ご寄付下さいましたお方には別途御礼申し上げましたが、ここに改めて御礼とご報告を申し上げます
 

崇敬会の皆さんへ

   昨年秋、本会の結成をお知らせ致しましたが処、ご参加下さいましたお方が五十名程になりました。ご協力の程感謝に堪えません。御礼申し上げます
 既にご案内のように、本会は当宮への、特別ご崇敬篤く且つ人々の心の荒廃を憂たく思うお心の深いお方のお集まりでありますから、私共関係者も一層心を引き締めてお世話させて戴きたく思っております。
 ◎月例祈願祭と研修会を毎月第一土曜日に開くます。ご出席できない月がありましても、朝夕ご家庭でのご祈願はどうぞお続け願います。
 時間や場所は異なっていても、同じ思いで祈る事は大変意義あるものと思います。
 又、そうされる事によって、皆様共々に心が清められ、心の安らぎが得られると思います。
 更に、研修会の洗心講座で心境を深められる訳であります。
 ◎お仕事の都合や会社などの場合で出席はされないが、賛助会員として陰から援助して居られる方も沢山居られます。こうした方にも、随時資料や本誌等によりご連絡致したく思って居ります。
 ◎本会はまだ生まれたばかりです。どうぞ、お気づきの事は何なりとお知らせくださいませ。
 本会はその趣旨からも、会員数の大事だけが、発展ではないのですが、一層神道を究めて、わが国の真姿実現を祈る事が目的ですから、同じお志の篤いお方が居られますれば、お誘い下さいまして、お互いに研鑚しあい、祈りを深めて行きたいと思っております。

うぶすなの神

 日本人は太古から自然の恩恵を強く感じてきました。そして見ないけれども自然の中に神が隠れて働いて居られる事を知って居りました。ですから、自然のあり方と違ったことをすると苦しみを受ける事を知っています。
  それで、自分対置が住んで居る土地の神を産土(うぶすな)の神と呼んで祭ってきたのです。また親祖先も同様現在の自分達の命の元ですから大切にします。
わが国では昔から農作が主でしたから、あまり移動しなかったので、遠い祖先から祭ってきた産土神の中に祖先は今でも仕えて居られるから、産土神を氏神(祖先神)と同じ心で祭ったのです。
 ですから、人が住んで居る処には必ず神社がある訳です。その土地の人達は皆同じ気持ちで祭っていますから、その神社が皆の心の中心となる訳です。
   最近は当宮の周辺に住家が大変増加しました。地域の守護神ですから、そうした人達も皆氏子(厳密にはウブコ)として、ご守護になっているのです。
更に当宮には、遠方の方で、ご神徳を慕って信仰を捧げられる人も沢山居られます。神様は区別されない筈ですが、便宜上「崇敬者」と称します。
所謂有名神社では、氏子より崇敬者の方が多いわけです。


夏祭のお祓い

 現代人はストレスを蓄積する機会が大変多いのですが、それは心ばかりではなく病気までも引き起こす事なります。もう何方もご存知のとおりです。この心のストレスばかりではなく、色々の心の僻みが不幸に繋がるので、それを払拭するのが、夏越祭と年末の大祓です。
 私共は心と肉体(物質)から出来て居りますが、心も幾分かは物質的なものだそうです。ですから心の状態が肉体に影響するのです。
 私共の肉体は外側を霧の様な物で包まれて居るのだそうで、その霧の色が其の人の心の状態によって色々と異なるのです。特殊な能力を持った人にはそれが見えるのです。それも心が半物質だからです。更に心の状態は、善し悪し共に人にも影響を与えるのです。
 本来は心は自分で正す努力をせねばなりません。でも自分では気づいていない心の汚れもあり、自分では直せない程のものもあるので、神様にお願いする訳ですが、他から被った心の僻みは、物質によって取り除くことが出来ます。
 夏越祭に作られる茅の輪(チノワ)もそうした働きがあるのです。頭から水をかぶるミソギもそうです。また、塩で除くのはご存知の通りです。
 また、夏越祭ではヒトガタを用います。ヒトガタに住所・氏名や名前等を書き、息を吹きかけて神社に納めて置くのです。これは貴方の代理者ですから、その心を移す気持ちで吹きかけるのです。それを、神様がすっかり祓ってくださるのです。
 もう一つ大切なことがあります。それはアガナイ物を納める事です。今では、物の替わりにお金を添えます。金額は問いません。
 お賽銭を上げるのも、金品を奉納するのも、境内のお掃除等をするのも、皆同じ意味があるのです。
 社会「奉仕」と言う言葉があるのも、そうした気持ちが含まれて居るのです。これらはすべて、正しい心の姿に戻る「お祓い」です。

今年から夏祭と獅子祭を同日にします。
今年は七月二十九日です。
夏祭のお祓いのお申込みに関しては、こちらのページをごらんください。

当宮の由緒(歴史)

    この高宮八幡宮は斎明天皇がお祭りになったと伝えられています。外難防御の為でしょう。この鎮座地が、太宰府方面も博多湾も一望出来る、戦略上重要な場所ですから。その為でしょうか、今の前原市怡土城主原田氏の祖先が、那珂郡の惣鎮守として祭り、其の時に当宮のご分霊を野間と平尾との氏神にしたとあります。
  黒田藩主の崇敬も篤く、今の本殿は藩主の奉納、拝殿は家老の加藤司書の奉納です。
  明治以降は一村の氏神として祭られるのですが、秋の祭には「宮座」の奉仕がありました。毎年廻り当番で、氏子の家で一切の経費を負担して祭の準備をしたのです。
  現在は神社で準備をしますが、独特の姿の餅つきは、ゴーズと呼ばれる特殊のお供物などその名残が伝えられて居るのは素晴らしい事です。