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神道の本質  神と直接する道2

Ⅴ.世界平和の礎は「違い」を理解し合い、認め合うことから

 なによりも神意を第一とした民族が、いつの間にか人間の利害や欲望、ご都合主義で動くようになり、些かも神意を解さないばかりか、それを問うことさえもしない。至る所、貧困や差別に喘ぐ人々を見捨てて弱肉強食の世の中にするために、神々はこの世界を、人々をお創りになったというのだろうか。私には決してそうは思えない。人々はなぜ、お互いの違いを理解し合い、認め合おうとしないのか。尊重し得ないのか。助け合おうとはしないのか。

 Ⅵ.天照大御神の道―お天道様が見て御座る

 いまこそ、世界の各民族がその本来に立ち返るべき時が来たのではないだろうか。各自が自分自身を深く見つめ直し、「神みそなわす」という信念を取り戻し、己が信ずる神、実在の神との出会いを果すこと、真の信仰に徹することこそが大切なのではないのか。なぜなら、神は愛そのものであり、光そのものであるからである。

 Ⅶ.慈愛と寛容、推譲(譲り)の精神こそ神道

 宗教に命をかけて生きる人々こそが、一番に神と人との本来的な密接な関係性を取り戻し、他人(ひと)の苦しみをわが苦しみとして他を深く想いやる心を取り戻し、慈愛と寛容、譲りの精神を以て人間の真に生きるべき道筋を率先して世界に指し示すべき時が来たと思うのである。私たち人間の使命は、地球を汚しまくり破壊し尽すことでは決してなく、神意を第一として地球上の生態系のバランスを取り秩序あらしめ、あらゆる生命が生かされて生きる喜びを心から感謝し謳歌し合える平和な世界を築くことにあるのではないだろうか。
○神の慈悲 何に例えて 知らさなむ 嬰児(みどりご)育む 母の情けに(牟田耕蔵著『御神歌集』)

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