迎春

紀元二千六百七十六年

平成二十八年 閏年 丙申

丙申は物事が明らかになり進展するという意味合いがあります。現在表面化している問題が益々進展するということになります。

日本の情勢は易では離為火(りいか)三爻。

欧州経済・難民問題、中国の経済問題・海洋進出、中東問題などなど…。この国際情勢の中、日本は今までの対応に一区切り付けて、反発や圧力に注意しながら、将来の為にしっかりとした対応が必要とされることでしょう。

正月行事は神仏ご先祖の祭祀を行い、自分たちの命の大元である神仏親先祖に感謝することです。日本人は見えざる神仏先祖にあたかも眼前に居られるように接してきました。その見えざる物に対する接し方が、日本人の感性・霊性を培ってきました。 《霊性大国》

世界中で賞賛されている日本の人生き方や社会の仕組みなどを忘れずに続けていく為にも、年中行事を始めとする伝承事に込められた私たち日本の人生き方を学び直すことが急務です。

今年、大掃除からお節料理に至まで迎春行事を見直しては如何でしょうか! 

すでに解らなくなったこともあるでしょうが、きっと各家毎の伝統が出来上がっていくことでしょう。そして家の絆が強くなりご家族の霊性が向上されていくことでしょう。一年の計は元旦あり。そして人を育てる(百年の計)にはまず家庭からです。

元始祭・小正月  3日・15日 10時
どんど焼き   11日   10~12時

 節分祭     2月3日  14時