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祈年祭(きねんさい)瑞穂の国の祭

2月17日に五穀豊穣と皇室・国家安泰を祈る祈年祭を行いました。

宮中三殿において陛下、皇太子殿下のご拝礼があり、そして伊勢の神宮をはじめ全国の神社において行われる大切な祭です。今年は伊勢神宮と出雲大社の御遷宮があり、ことのほか重儀に感じられました。

祈年祭と新嘗祭は豊葦原瑞穂の国、または食(おす)国(ぐに)と伝える日本の世界観を神々の時代から現代まで連綿と継承しており、日本民族の生きてきたカタチを伝えるものです。

今、TPP参加交渉において、農林魚業関連については懸念が広がっています。

これらの一次産業は日本では神そのものである自然の恵みによるものです。

お米には「斎(ゆ)庭(にわ)の稲穂の神勅」、林業は須佐之男大神(五十猛)が始められたとされ、漁業は恵比須さんや海神の恵みとされる信仰伝承があります。

少なくとも三千年以上の伝統ある産業とそれに伴う日本文化に大きな影響を及ぼすことであれば、充分に注意する必要があります。

現代文明の行き詰まりに対して、日本人が無意識の内に伝えてきた日本的なものを、自ら意識化しつつ日本の思想、文化、生き方を価値概念として明確に伝えることが必要な時期になったようです。

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